眼の仕組みは、カメラに似ている

眼の仕組みは、カメラの構造とよく似ていると言われています。
目は受け取った光を屈折させて網膜にピントを合わせることで物を見ています。
一方、近視の多くは、この焦点が網膜より手前に結ばれることで、遠くがぼやけて見える状態です。
■日本人に多い「近視」とは?

日本人を含む東アジアの人々は、欧州の人々と比べて、眼球が前後に長い傾向があると報告されています。
眼球が前後に長くなると、目に入った光の焦点が網膜より手前に結ばれ、遠くのものがぼやけて見え、これによる「近視」の状態が起こりやすいと考えられています。
参考:「Distribution of axial length in Japanese children and adolescents aged 4 to 19 years」
2050年に世界の約半分が近視に?

研究では、2050年までに世界人口の49.8%、約48億人が近視になるという衝撃的なデータが推計されています。
近視は遺伝的な部分も関係するのですが、
それだけでは、世界的な急増を説明できない状況です。
今日からできる、目のための習慣

テレビゲームやタブレット、スマートフォンの普及により、日常的に近くのものを長時間じっと凝視するようなシチュエーションが増えました。
そういった生活習慣が近視の発症に関係する要因として注目されています。
さらに、近視が強くなるほど、将来的に白内障や緑内障、網膜剥離などを発症するリスクが高まるといわれています。
最近では、お子様の近視をできるだけ進行させない「近視抑制」という考え方も広まりつつあります。
ゲームやスマートフォンを見る時間を少し短くする。近くを見続けるときは適度に休憩し、ときどき遠くを見る。日中に屋外で過ごす時間をつくる。
毎日の小さな習慣から、大切な目を守っていきましょう。