メガネを掛けられている方のお悩みの一つに、「目が小さく見えないか心配」というものがあります。
これは、おもに近視用(遠くのものが見えにくい方用)のメガネを使われている方が持たれるお悩みなのですが、
せっかくメガネを買うなら、メガネを掛けた自分の姿に自信をもちたいですよね。
ということで、今回は目が小さく見えにくいメガネの選び方をご紹介します!
近視用のメガネをかけると目が小さく見える理由
①凹レンズ構造が目を小さく見せる
近視用メガネのレンズは中心が薄くて、縁に行くほど分厚くなる、凹レンズを使います。
光は厚い方から薄い方に引っ張られて収縮するプリズムという仕組みがあり、それによって、見え方にゆがみが生まれるので、下の写真のように、目が小さく見えてしまいます。
この写真はSPH-8.00くらいの度数が強い場合のイメージ写真です。
フレーム内に見えるところが、内側にギュッと縮んで見えます。
②フレームと目の余白が広い
フレームと目の間の余白が広いと、錯覚で目が小さく見えやすくなります。これを「エビングハウス錯視」と呼びます。
左側の写真が、フレームと目の余白が大きめの写真なのですが、右に比べて目が小さく見え、それだけでなく凹レンズのゆがみも加わって、フェイスラインも内側にえぐれて見えます。
目が小さく見えないための対処法
①横幅が短いフレームをを選ぶ
近視用のレンズは外側が厚くなる「凹レンズ」なので、小さいフレ。ームを選ぶことでレンズの厚い部分がほぼカットされます。
レンズが薄くなると、見え方のゆがみも減るので、目が小さく見えにくくなります。
②存在感のあるフレームを選ぶ
存在感のある小さめのフレームを選べば、フレームと目の距離が狭くなるので、目が小さく見えにくくなります。
またフレームが強調されると視線がフレームに集まりやすくなるので、「目」のサイズが気になりにくくなります。
③薄型レンズを選ぶ
レンズには屈折率という値があり、屈折率の数字が大きいほうが、厚みが薄くなります。
度数が強いほど、近視用レンズはレンズ周辺部が部厚くなりますが、屈折率の数値の高い薄型レンズは周辺部の厚みを薄く抑えることが出来るので、見え方のゆがみをおさえることが出来ます。
注意していただきたいのは、-SPH2.00程度の低い度数の場合や、レンズ横幅が狭いメガネの場合だと、球面でも、非球面でも厚みが変わらないということです。
度数が-6.00以上など強めの方、スクエアメガネなどレンズ幅が広めのメガネを選ばれる方には、超薄型レンズはすごくおすすめです!
当店でもプラス5,500円で1.74の超薄型非球面レンズを選んで注文できるので、ぜひご利用ください!
④小さくても映えるメガネを選ぶ
レンズ幅が小さめのメガネは地味になりがちですが、両サイドにゴールドのパーツを入れたメガネなどもおすすめです!
見た目も華やかになるし、目元が引き締まるので小顔効果も期待できます!